大腿骨頭壊死症の自宅療法ができる健康ライフやすらぎによくあるご質問
投稿の目的
健康ライフやすらぎの大腿骨頭壊死症の改善療法は、自宅で可能なことから全国より問い合わせが有ります。
難病情報センターのサイト情報では、医療機関がよく言われる、大腿骨頭壊死症の痛みが出たら出来るだけ速やかに、骨切術か人工関節置換術に移行することの利点を述べています。
難病情報センター
健康ライフやすらぎの、改善症例では、痛みが出て骨頭の陥没が起きても、軟骨再生から骨頭再生に移行する実例が確認されています。
骨再生・軟骨再生と磁気療法(年令に関係なく骨再生と軟骨再生が起きる理由)
大腿骨頭壊死症の診断を受けた方がその後に得られる、インターネットからの情報はほとんど難病センターが発するものと同じです。
もちろん正しい情報ですが、大きな欠落点は改善方法に触れていないことです。
少なくとも医療は、積極的な改善方法で改善するとは考えていないことになります。
そのことが、大腿骨頭壊死症の方から希望を失わせています。
全国から寄せられる問い合わせにお答えする形で、改善療法の実施をお伝えすることにいたします。
個人が推定されることを防ぐために原文を編集していることをお断りしておきます。
以下記事です。
健康ライフやすらぎお問い合わせフォームによる問い合わせ
岩手県在住 S様(50代 女性)より
◆大腿骨頭壊死症と診断されたのはいつですか?
2016年05月17日
◆痛みはいつごろ出ましたか?
2015年11月15日
◆壊死した関節はどちらですが?
両方
◆壊死した箇所は、どちら側ですか?
関節側
◆過去に病気治療でステロイドを使いましたか?
はい
◆歩行補助具を使用していますか?
いいえ
◆医師にタンパク制限を言われましたか?
言われていない
◆野菜はふんだんに食べていますか?
よく食べている
◆良く眠れますか?
よく食べている
◆痛みの程度を5段階評価すると何点ですか。
2点
◆人工関節の装着はありますか?
いいえ
◆血管にシャントを挿入していますか?
いいえ
◆ペースメーカーを装着していますか?
いいえ
◆その他体内に何か埋め込んでいますか?
いいえ
◆備考欄
一昨年は、痛くて動けず、松葉杖を使用。
その後、加圧トレーニングで、痛みが無くなった。
体調を崩してトレーニングを一時休んだらギシギシ痛むようになった。
冬になって冷えると痛むが、加圧トレーニングをすると良くなるようだ。
加圧トレーニングをしなくても良くなれる事を期待しています。
健康ライフやすらぎからの返信内容
この度は、健康ライフやすらぎへお問い合わせいただき有難うございます。
ご返事は、以下の要領でお伝えいたします。
- 原因の推定
- 発症の仕組みと経過
- 改善の仕方
(1)原因の推定
2016年5月17日に大腿骨頭壊死症と診断されたわけですが、その時点より前にステロイド毎日6粒1年間服用されています。
毎日14mg以上のステロイドを長期に服用することで、血管障害を起こして、血流不全から大腿骨頭壊死症を起こす可能性が高いことは金芳堂刊「特発性大腿骨頭壊死症」の中で記載されています。
ステロイド以外の原因は、喫煙とアルコール、肝障害です。女性の場合は肝障害によるコレステロール値が高くなることも発症原因になりますが、S様に該当するかは不明です。
以上により、ステロイド性大腿骨頭壊死症と考えて改善方法を立てます。
(2)発症の仕組みと経過
大腿骨頭壊死症の発生
大腿骨頭壊死症の発症原因は、ステロイドの多量投与とアルコールの多飲が知られています。ステロイドは日量12mg以上、アルコールは日量ビール換算で1500ml以上で大腿骨頭壊死症になるリスクが上がります。
いずれも、動脈の内側にある血管内皮を攻撃して炎症を起こすのですが、ステロイド使用で大腿骨頭壊死症に至る過程を説明いたします。
ステロイドは、リウマチを含む膠原病の治療薬としては第一番に使用されます。治療法のない病状に昔から使用されて劇的な効果を上げます。これも昔から言われています。ステロイドの毒性は活性酸素の発生に有ります。活性酸素は有害な細菌、ウイルスや体内の異物を攻撃して排除します。
ステロイドは、肝臓で分解され無毒化の後体外に排出されますが、肝臓の分解機能が低下するとステロイドがいつまでも体内に残り、私たちの体を攻撃することになります。
動脈の一番内側にある膜は、血管を広げたり狭くしたりする役割を持っていますが、ステロイドはこの膜を攻撃して炎症を起こします。
炎症が繰り返されると、血栓や泡状の物質が積み上がり、プラークというコブが生じて、血液の流れを閉ざしてしまいます。
大腿骨頭の血管は、普段でも大腿骨に有る主要な血管からの距離が遠く血液の流れが少ない場所です。
大腿骨頭の血管にプラークが発生すると他の場所よりも早く血液の流れが止まりやすいのです。
骨は、骨芽細胞と骨細胞が作るアバタイトというカルシウム含む骨格で作られていますが、骨芽細胞と骨細胞は、生きている為に血液を通して栄養や酸素を送らない限り飢え死にします。
プラークによって血液の流れが閉ざされると、骨芽細胞や骨細胞は死ぬという状態が壊死症です。
痛みの発生
壊死症になっても、骨格を作るアバタイトがすぐに壊れるわけではありませんが、関節内に入り込んだ免疫細胞や壊死した細胞からの分解酵素の働きで、アバタイトがもろくなりやがて壊れていきます。
アバタイトの壊れが骨頭の壊れになります。
骨頭が壊れて出る痛みは2種類です。
一つ目は、壊れた骨頭は、免疫細胞が掃除しますが、その時に出る免疫細胞の分泌物は痛みの原因物質です。この原因物質が関節を刺激すると安静時も痛みます。
二つ目は、壊れた骨頭は、軟骨が張り付いています。骨頭が壊れると軟骨が剥がれますので、壊れた骨頭と関節が接触して痛みとなります。この痛みは安静にすれば消えます。
筋肉トレーニング、加圧トレーニングは筋肉組織や人体に対するトレーニング法ですので、筋力で骨頭にかかる負荷は軽減できるかもしれませんが、骨頭が壊れていくことは防げませんし、軟骨再生も骨再生も起きません。
軟骨再生と骨再生は、幹細胞に対する刺激を転機として分化という体に起きる仕組みで生じますので、筋肉組織に対する刺激で起きることは無いと考えています。従って一時的に痛みが減ることが有っても、日常的に痛みを抑制することは出来ません。
壊死骨頭の自然経過
壊死骨頭は、長い期間をかけて壊されて、やがて関節内から無くなります。その後は変形性股関節症といわれる状態になります。
この状態では、人工関節に移行することになります。
この自然経過は、骨再生と軟骨再生で人工関節への移行が防げます。
(3)改善の仕方
血管障害の改善
プラークによって血液の流れが悪くなった血管の改善をする為に、サプリメントと磁気治療を行います。
使用するサプリメント
●ブロメライン、ビタミンC、ビタミンB
使用する磁気治療器
●ソーケン磁気シャワー
痛みの改善
使用するサプリメント
● 原因物質による痛みに使うサプリメント:ボスウェリア、クルクミン、ブロメライン、ビタミンB
● 接触で出る痛みに使うサプリメント:MSN、ヒアルロン酸
使用する磁気治療器
●ソーケン磁気シャワー
軟骨再生と骨再生
使用するサプリメント
●ビタミンC、非変性Ⅱ型コラーゲン
使用する磁気治療器
●ソーケン磁気シャワー
改善に使用するサプリメントの名前と服用量及び効果
改善に使用する磁気治療器の性能と効果
以上です。
ご指示があればお見積もりいたします。
宜しくお願いいたします。
健康ライフやすらぎ 工藤 毅
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