大腿骨頭壊死症改善期間短縮の試行
A.交流磁気の作用原理
- 磁気が血管を横切ると血管に微電流が発生します。
- 微電流により熱が発生します。
- 血管を拡張する力により血管が拡張します。
- 細胞分子を構成する原子振動(歳差運動)が発生します。
- 間葉系肝母細胞から骨芽細胞への分化を促すと考えられます。
専門書籍の記述
金芳堂「特発性大腿骨頭壊死症」 電磁場のステロイド性骨壊死予防効果
交流磁気が細胞内で起こす現象
- 細胞膜荷電、Caイオン、cAMPの上昇 により細胞代謝の促進と痛みの鎮静化を促す。
- 成長因子発現増強 により骨再生、軟骨再生、血管再生を促す。
交流磁気が細胞外で起こす現象
- 細胞遊走(免疫細胞の活性化)
- 細胞増殖が亢進します。
- 骨新生が亢進します。
- 血管新生を促します。
- 血管拡張により血管血流が増加します。
- コラーゲン合成(骨再生と軟骨再生には欠かせません)
B.交流磁気治療の安全性
周波数を伴う電磁波を使う治療器は、過去から安全性を話題にされることが有った。その最たるものが、発ガン性があるとかガンの症状を悪化させるとかの報道です。
WHO(世界保健機関)による疫学調査では、発がん性は証明できなかったのですが、発がん性はないとまで踏み込んだ結論はされていません。
健康ライフやすらぎは、11年にわたる交流磁気治療器の使用実績により、交流磁気の副作用については以下のような経験を持っています。
- 11年の期間中に交流磁気使用と発がんの因果関係は一度も確認できなかった。
- 1時間程度の磁気治療でも血管痛が出たケースが5例あった。
- 6時間の長時間磁気治療ではひりひり感、下痢などの副作用が有った。
- 血管痛は一過性で短時間に無痛状態に戻った。
- ひりひり感は、短時間で収まった。
- 下痢は、6時間磁気治療を繰り返すうち症状が出なくなった。
血管痛の具体例
磁気のうち治療器具としての、交流磁気の副作用は、人によりますが、血管拡張に伴う血管痛が出ることです。 そのために次の症状が出る場合が有ります。
- 頭痛 (片頭痛が有る場合は磁気治療をしないでください。)
- 大腿骨頭壊死症の場合は骨髄浮腫性のひざ痛が出ることが有ります。
- 磁気に対する恐怖感がある場合は、血管拡張は多彩な心因性病状を生みます。
以上の経験から、交流磁気による副作用はないと言い切れないが、副作用の程度は軽微で深刻な事態に至ることは無いと結論します。
大腿骨頭壊死症の症状改善期待という利益と、副作用という損失のバランスが利益側に傾くと期待できる場合は、交流磁気治療を行ってみる価値が有ります。逆に、副作用がどうしても気になるのであれば、磁気治療は心理的な不安感を誘発してかえって、過敏な感覚は痛みを増幅することになりますので磁気治療を選択すべきではありません。
C.健康ライフやすらぎでは
交流磁気治療器の安全性について確認が完了したことより、大腿骨頭壊死症の改善期間短縮に取り組みます。
大腿骨頭壊死症の症状改善の目的は2つです。
- 痛みの抑制
- 運動機能の改善
痛みの抑制に必要なこと
- 無菌性炎症の抑制
- 運動性炎症の抑制
運動機能の改善に必要なこと
-
- 軟骨再生
- 骨再生あるいは骨頭再生
2018年の課題は、痛みと運動機能の改善期間の短縮です。
短縮への取り組み 1.
痛みの改善期間の短縮への試行としてサプリメント服用量の見直しを行いました。サプリメントの服用量は、上限量の定めがないのが通常であるが、市販品のラベル表示には一日服用量が定められています。
医薬品の場合は、服用量の決め方は実際の臨床テストの場で決められる。それは医薬品が場合によっては致死性の毒性を持つからであるが、サプリメントの場合は、大量服用による副作用が主になります。
サプリメントの種類によっては毒性を持つものが有ると思うが、大腿骨頭壊死症の改善に使用するサプリメントは、有っても大量服用の副作用です。サプリメントの服用量の決め方は、臨床テストで決めるよりも、経験的に決めることが多く正常量と大量服用量の境界線は個人の体質で決まることが多いです。実際の方法
スタートキットを処方し、1か月服用する。2か月以降は通常量の服用となります。
スタートキットの内容
サプリメント成分倍量使用目的ボスウェリア2無菌性炎症の抑制クルクミン1無菌性炎症の抑制運動性炎症の抑制MSM2無菌性炎症の抑制運動性炎症の抑制ヒアルロン酸2運動性炎症の抑制ビタミン B6 リッチコンプレックス1運動性炎症の抑制結果
2018年5月以降2例の試行事例で効果が確認できました。
事例1 メールより抜粋
北京より帰りの運転(約3時間)で少し痛みを感じたようです。
治療以前は、同じように北京から戻ってくると、よく痛いと言っておりしたが、治療を初めて、気が付けば、その言葉を聞かなくなっておりました。事例2 ラインより抜粋
短縮への取り組み 2.
磁気治療時間の増加による運動性炎症の改善運動性の炎症解消には、軟骨形成と骨再生あるいは骨頭再生が必要です。
先行事例として、磁気治療時間4時間と6時間の先駆事例が有ります。事例1 両側性大腿骨頭壊死症の骨頭再生
自宅療法6年の内、5年目以降は連続4時間の磁気治療を行いました。
副作用は、患部のひりひり感です。骨再生経過
事例2 運動機能の回復
2017年3月より磁気照射1時間の自宅療法を行い、200mの歩行時間を記録しました。最初17分の歩行時間が、半年経過後3分台に短縮したが改善傾向は横ばいになりました。2018年7月より磁気照射時間を6時間に延長して、3週間目に歩行時間が2分となりました。健常者の早歩きでも1分56秒台であることから、健常者の歩行レベルまで改善しました。
副作用は下痢ですが、もともと下痢の体質ですので、磁気治療の結果とはいいがたいです。歩行改善結果
連続4時間から6時間の磁気治療では明らかに骨再生と運動機能の回復が認められます。
現実的な磁気治療時間の設定
メーカーに問い合わせた結果、以下の回答を得ました。
「弊社の指導で、連続使用は捻挫、打撲、火傷等の急性症状はありますが、慢性疼痛等ではありません。しかし、ご自身の判断で治療された例はあります。それをほかの方にオススメすることは、してないので、細くは、症例を集めないので、わかりません。急性の場合は痛みを伴うので、連続使用といっても、これも使用者におまかせしています。」
メーカ-側にも、磁気治療時間の真の上限値は不明ということになります。
現在、健康ライフやすらぎの磁気治療では、18000VAminの磁気エネルギーで副作用はないことを確かめています。この数値を80mT,92VAの磁気治療器に適用した場合3時間の磁気治療時間は安全だと考えられます。
健康ライフやすらぎでは、先行事例、6時間の半分、3時間を連続磁気治療時間といたします。注意点:連続3時間の磁気治療の場合は、磁気治療器の発熱が問題となります。3時間の連続治療に耐える磁気治療器は限られますので、ご相談ください。
大腿骨頭壊死症でお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
健康ライフやすらぎの大腿骨頭壊死症治療 手術や他改善方法との違い
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