原疾患、白血病の方に対する大腿骨頭壊死症の改善療法
白血病の方のお母様から大腿骨頭壊死症改善の相談
大腿骨頭壊死症の発症原因として知られているステロイドですが、ステロイドを使用する原疾患には膠原病が有りますが、今回白血病の方のお母様から大腿骨頭壊死症改善の相談が有りました。
大腿骨頭壊死症に最適な抗炎症サプリメントとは?
サプリメントで、白血病のような血液腫瘍の治療に使えるものはあるのかと思われる方が多いと思いますが、ボスウェリアは関節痛だけではなく白血病などの腫瘍治療にも使用されます。
目立った副作用もなく、長期間使用しても体に変調を起こすこともない、ハーブ由来のサプリメントです。そのために今回相談のあった腫瘍内科に関係する大腿骨頭壊死症には最適な抗炎症サプリメントとなります。
サプリメントは、原料の選定、抽出、調剤、小分け、品質検査、臨床検査とほとんど医薬品お製造基準で作られるものをお選びください。サプリメント名が同じでも効果に雲泥の差が出ます。今、進化したサプリメントと医薬品の境界は接近しています。
京都在住の白血病の方のお母様からの受信メール
私の息子の症状に対してのご相談です。
2013年12月に白血病を発症し、治療のためステロイドを長期間投与しました。治療を一通り終え退院前の検査で大腿骨の骨壊死と診断されました。
現在、定期的に大学病院にて検査をしてもらっておりますが今のところ潰れることなく、痛みが出ることも有りますが、気になるほどではないようです。ただ、特に治療がある訳ではなく、潰れたら外科的処置をするというスタンスです。
もし、副作用などの心配なく現状より改善するのであればと思いご相談させて頂きました。この治療方法に潰れていない骨壊死を改善する効果は見込めるのでしょうか。
健康ライフやすらぎから相談への返信メール
この度はお問い合わせありがとうございました。
4年半前に、ステロイドの投与が始まっていますことと、すでに大腿骨頭壊死症と診断されていますので、ステロイド性大腿骨頭壊死症として改善方法を説明させていただきます。
大腿骨頭壊死症の自然経過
実際に骨頭壊死が生じた時期は不明ですが軽い痛みが発生しているので、壊死骨の劣化に伴って発生する、大腿骨頭壊死症独特の痛みではないかと考えます。
一般的な経過は、時間をかけて壊死骨の劣化が進行していき、壊死骨の強度が体重を支えられ無くなった時点で圧潰といわれる骨折が起きます。
よく言われる大腿骨頭壊死症の強烈な痛みはこの時発生します。強烈な痛みの持続時間は3週間程度で、その後痛みが鎮静化しますが、現在の慢性的な鈍い痛みのほかに歩行時痛が併発することが良くあります。この痛みは、骨頭骨折と共に軟骨損傷が生じて起きる刺激性の鋭い痛みになります。
改善方法の実際
- 大腿骨頭壊死症を起こした直接原因である血管障害の改善
- 痛みの制御
- 骨再生と軟骨再生です
1.血管障害の改善につきまして
ステロイド投与に伴う多量の活性酸素は、血管内皮細胞を攻撃して炎症を起こします。この時にプラークという免疫反応に伴う粥状のふくらみが血管を塞ぎますので、血流閉止から骨頭骨細胞の壊死へと症状が進行します。
おそらく、息子様のMRI画像で大腿骨を観察すれば、帯状の黒色領域が有ると思いますが、血管障害による骨代謝の遅延が招いた骨の老化現象です。
改善は、ビタミンC、ビタミンB、パイナップル抽出酵素のブロメラインと磁気療法で行います。ブロメラインは、消化酵素ですので、腸での消化吸収を向上することで体内への栄養素の取り込みを図り骨再生と軟骨再生に寄与します。
人体の細胞活性を上げることも下げることも有りませんので、白血病への影響はありません。
2.痛みの制御につきまして
現状は軟骨損傷が無く、壊死骨から生じる無菌性の炎症で生じる痛みへの対策になります。
使用するサプリメントは、乳香というハーブから抽出したボスウェリアエキスの製剤とビタミンBです。精製度の高いサプリメントで、細胞活性抑制的に作用して無菌性炎症を抑制して痛みを軽減化するとともに壊死骨の劣化を遅らせます。
ボスフェリアエキスは、単独でも抗がん効果が有り医療的に使用されるサプリメントで使用対象に白血病が含まれています。痛みの抑制にも磁気療法を使います。血管拡張に伴う血流増加は痛みの鎮静化につながります。
3.軟骨再生と骨再生
息子様の壊死領域の境にはすでに骨再生が始まっていることを示す、バンドといわれる黒い帯が有ると思います。
骨頭の再生は、バンドへいかに栄養供給を行うかにかかります。つまり血液の供給と同じ意味ですが、医学的には血管の破断で骨折部位に血液供給はなされないとされています。磁気療法は新生血管を作りますので骨折部位への血液供給が可能になると数例の改善結果で確認しています。
サプリメントは、ビタミンCと非変性のコラーゲンを使います。
白血病と改善療法
現在まで、白血病の方の大腿骨頭壊死症を手当てさせていただいたことはございません。
ですが、ステロイド性の大腿骨頭壊死症に至る原疾患は、免疫疾患の場合が多く、、細胞活性を上げることは原疾患の再発を招きますので、免疫活性を抑制するか、細胞活性に影響のないサプリメントを選択して改善するしかなかった、というのが実情です。
白血病の場合も腫瘍細胞の活性化を抑制することは必須です。当院のサプリメントは、抑制的以上の効果が望めると考えます。
以上ご検討ください。
白血病の治療にボスウェリが使用されること示すレポートの要約
リンパ増殖性および自己免疫症状の治療のための、ボスウェリアセラータ(Boswelliaserrata)ゴム樹脂由来ボスウェリン酸の組成物よりの要約
ボスウェリン酸は、工業プロセスによりボスウェリア セラータ(Boswellia serrata)木のゴム樹脂から得られ、細胞毒性効果なしでターゲット細胞のDNA、RNAおよびタンパク質合成を阻害する組成物を提供する。
本発明の組成物は、体細胞を殺傷することなく細胞毒性治療の生物学的効果と同等の不可逆的な細胞増殖抑制治療効果を提供する。
対象技術分野
本発明は、ボスウェリン酸の新規な組成物、リンパ増殖性および自己免疫症状を治療するための前記組成物または単独のボスウェリン酸の使用方法を示す。
伝統的に使用されていた技術分野
ボスウェリア セラータ(Boswellia serrata)(カンラン科)は、インドの乾燥した丘陵地域に豊富に生えている枝を広げた落葉性の大きな木である。これは「Dhup」、インドトスゴム(Indian Frankincense)またはインドオリバナム(Indian Olibanum)として知られている。土地ことばで「Salai guggal」で知られているボスウェリアセラータ(Boswellia serrata)のゴム樹脂滲出液は、アーユルヴェーダの薬用法として、リウマチ、呼吸性疾患、および肝障害の管理に使われている。
現代医学におけるボスウェリア セラータ(Boswellia serrata)の主な利用は抗関節炎および抗炎症性の薬理学的薬剤としてのものである。
ボスウェリアの抗炎症機序
活性成分であるボスウェリン酸は、広い生物活性と低い潰瘍誘発指数を有する主要な非ステロイド性抗炎症化合物(薬)NSAIDである。
前臨床試験は、ゴム樹脂のアルコール抽出物がマウスおよびラットにおいて著しい抗炎症活性を示し、さらにin vitroでラットの腹膜好中球のロイコトリエン形成を阻害することを立証した。
ボスウェリン酸の活性の抗炎症作用機序は、5−リポキシゲナーゼ経由のロイコトリエン合成を阻害することによって生じる。ボスウェリン酸は、鉄およびアスコルビン酸塩によるアラキドン酸の過酸化をそこなうことはない。これらの結果は、ボスウェリン酸が、5−リポキシゲナーゼとの相互作用またはその転座のブロックによるロイコトリエン合成の特異的な非酸化還元阻害剤であることを示唆する。
白血病に対する作用原理
活性白血球エラスターゼまたはプラスミン活性の阻害剤として用いることができる。
ヒト白血球エラスターゼ(HLE)を阻害する。腫瘍の増殖を阻害する。ヒトを含む動物においてリンパ増殖性症状および自己免疫疾患の治療に有効である、ヒト白血病HL−60細胞増殖の阻害は、細胞増殖抑制性の効果による。
骨髄性細胞の代謝に対する効果により、細胞増殖抑制性および免疫調節性製剤として使用することができる。リンパ増殖性障害または自己免疫疾患を予防または治療する。治療することができるリンパ増殖性障害には、白血病およびリンパ腫が含まれる。
- 培養HL−60細胞の増殖に対する効果のデータ
ボスウェリア セラータ(Boswellia serrata)滲出液のアルコール抽出物は、HL−60細胞の増殖を濃度依存的に阻害した。
ボスウェリン酸がHL−60細胞のDNA合成に濃度依存的な阻害効果を有する。
治療することができる白血病
- 骨髄性白血病
- 急性骨髄性白血病
- 急性リンパ性白血病
- 急性非急性リンパ性白血病
- 慢性リンパ性白血病
- ヘアリーセル白血病
ボスウェリア使用対象となる症状
- 炎症性腸疾患
- 関節炎
- 喘息
- 乾癬
- 慢性肝炎
治療することができる自己免疫疾患
- 乾癬
- サルコイドーシス
- 全身性エリテマトーデス
- グレーヴズ病
- 橋本甲状腺炎
- 無症状甲状腺炎
- クローン病
- グッドパスチャー症候群
- インスリン依存型糖尿病
- インスリン抵抗性糖尿病
- 重症筋無力症
- アジソン病
- 突発性上皮小体機能減退症
- 特発性血小板減少性紫斑病
- 自己免疫性溶血性貧血
- 慢性関節リウマチ
- 強皮症
腫瘍に対する治療用途
- 乳腫瘍
- 卵巣腫瘍
- 子宮腫瘍
- 肺腫瘍
- 肝腫瘍
- 腎腫瘍
- 前立腺腫瘍
- すい臓腫瘍
- 胃腸管の腫瘍たとえば結腸直腸腫瘍
- 脳腫瘍
- および頭部および頸部を含む腫瘍
市販ボスウエリアの品質上の問題点
上述したように、ボスウェリア セラータ(Boswellia serrata)抽出物の市販の試料はそのボスウェリン酸含量が大きく変動するため、医療用および獣医用に使用するにはボスウェリン酸の信頼性に限界がある。
6つの市販試料を分析した結果を、上記サイトより要約。ボスウェリン酸、それらの組成物、および全有機酸含量の項でそれぞれ示した。市販試料の多くにおいて、もっとも活性のあるβ−ボスウェリン酸は無視してよい程度の量しか入手できなかった。
滴定により測定したこれらの試料中の全有機酸含量も示す。
ボスウェリン酸の種類
- β−ボスウェリン酸
- アセチル−β−ボスウェリン酸
- 11−ケト−β−ボスウェリン酸
- アセチル−11−ケト−β−ボスウェリン酸
大腿骨頭壊死症でお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。
< 患者様の声、治療実例の紹介はこちら >
カテゴリ
タグ
- 改善事例
- 対談
- 情報交換会
- お便り
- 改善タイプ
- 回復
- 骨頭壊死
- 交流会
- 改善
- 骨頭再生
- 栄養吸収
- 磁気刺激
- 交流磁気治療器
- 磁気治療器
- スタートキット
- 右側大腿骨頭壊死症
- 両側性大腿骨頭壊死症
- 骨再生
- 大腿骨頭壊死症に関する学術まとめ
- 日常生活
- 通院
- 就職事例
- 大腿骨頭壊死症の痛み
- 大腿骨頭壊死症に関する調査
- 施術
- 患者様からのメール
- 改善実例
- 骨頭骨
- 壊死細胞
- 変形性股関節炎
- 人工関節
- 血管障害
- 関節症
- へパーゼン結節
- 機械的刺激
- 痛みの種類
- 化学物質刺激
- 抗ガン剤治療
- ステロイド
- 骨粗鬆症
- 白血病
- 水素療法
- 磁気治療
- サプリメント
- 軟骨再生
- 骨頭圧潰
- 大腿頭骨
- 軟骨
- 人工関節置換術
- 症例
- 骨密度
- 大腿計頚部骨折接合術
- 自宅療法
- 改善療法
- 磁気療法
- 栄養療法
- サンプリメント
- 難治性
- 運動
- ロキソニン
- 大腿骨頭壊死症
- 運動制限