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大腿骨頭壊死症における運動制限について

大腿骨頭壊死症における運動制限について

大腿骨頭壊死症の進行を説明させてください

整形外科で、大腿骨頭壊死症と告知されたら、壊死側の足に負担をかけないような歩き方や、松葉杖を使用するようにと指導されます。これが、いわゆる免荷といわれる保存療法です。話を進める前に、簡単に大腿骨頭壊死症の進行を説明させてください。

初期
大腿骨頭の血管障害による血流閉塞が骨頭骨の細胞死つまり壊死を起こす。
中期
長期間にわたり壊死骨の強度が劣化して、痛みが出ます。
後期
壊死骨が完全に全骨折して吸収され、変形性股関節炎に移行する。

これが、大腿骨頭壊死症の自然経過です。自然経過の中で免荷にどのような意味が有るのかということですが、後期に至る時間が延びることはあるとしても、結局、壊死骨の完全骨折は防げません。

例えば、健康な方で60Kgの体重がある方の骨頭骨は100kgの重さに耐えるということにします。骨頭骨の耐えることのできる重さは100Kgですから体重の重さに対して40Kgの余裕があります。今、20Kgの免荷を行うことは、骨頭が100Kgの重さから120㎏の重さに耐えられるようにしたことになります。あるいは60Kgの体重の方が、20kgの免荷により40kgに体重を落としたと同ことになり骨頭への負担は減少します。どちらにしても、骨頭全骨折までには、120kg-60kg=60Kgか100Kg-40Kg=60Kgの余裕があることになります。

大腿骨頭壊死症における免荷の意味

骨頭骨の耐えられる重さが変化しないなら永遠に骨頭骨は全骨折しません。骨頭壊死の方の骨頭は、時間とともに耐えられる重さが減少してきます。壊死した骨頭骨は時々刻々と強度を低下させます。それは、壊死骨が、生きている私たちの体の中にあるから生じる生体防衛反応で、溶かされて吸収される仕組みがあるからです。120kgの重さに耐えられる骨頭でも、年々10kg骨頭強度が低下すれば、6年後には体重と同じ60kgまで耐えられる重さが減少しますので、6年目以降はいつでも骨頭全骨折が起きることになります。

つまり免荷をする利益は、骨頭全骨折が発生する時期をいくらか伸ばせるかも知れないという程度のものです。伸ばせるかもあいまいな表現になったのは、免荷が引き起こす他の問題が解決しないからです。

  • ① 筋肉組織と骨組織にかかる力が減少すると、筋肉組織からはチッソが抜け、骨からはカルシウムが抜けて、筋力低下と骨強度低下が起きます。
  • ② 免荷は体にかかる力の偏りを生みますので、偏りに応じて体の歪みが発生して新たな痛みを生みます。

筋肉組織と骨組織の強度の低下と身体の歪みは、骨頭強度を低下させる方向に作用しますので、骨頭全骨折は思った以上に早まることになります。

以上により、生活の質レベルを下げてまで免荷する意味は無いことになります。もちろん、痛くて歩けないのに杖を突くなという意味ではありません、歩行不安の解消に杖を突くというのは安全上当然な対策です。

現実に起きるのは、補助具が必要なく自力歩行可能な状態からの免荷指導です。将来に骨再生とか軟骨再生は無いと告知する医療機関が免荷の指導をする意味は、骨頭全骨折までの間を持たせて、最終的には人工関節置換術で解決するというガイドラインが有るからではないかと考えられます。その間の生活の質低下には目をつむっているということです。人間は機械ではないので、免荷によるストレスは、学業や仕事をこなすうえで大きな苦痛になります。

以上の理由により、健康ライフやすらぎは、免荷は無意味と考えています。現実に軟骨再生はありますし、少数事例であれ骨再生が起きている事実があることの意味を生かしたいと考えます。

骨頭壊死から離脱して日常生活に復帰する事例の年令幅は10歳代から80歳代と幅が広いことと直接画像で確認できる事例より、軟骨再生と骨再生は高齢期になってもありうると考えます。骨再生も軟骨再生も、内分泌刺激によって発生するわけですが、20歳代以降内分泌が低下することにより、軟骨再生能力は極端に低下しますし、骨再生能力も低下します。

健康ライフやすらぎでは、内分泌刺激に変えて磁気刺激で軟骨再生と骨再生ができると考えています。そうでなければ改善したという事実を説明できないからです。骨頭全骨折が起きることを規定の事実として受け入れた上でも、軟骨再生と骨再生が起きるということが分かれば、免荷より歩行や筋肉トレーニングの方が、現実的で希望の持てる、大腿骨頭壊死症克服方法になると提言します。

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