健康ライフやすらぎ

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大腿骨頭壊死症で起きる過剰な運動による痛みの実例

大腿骨頭壊死症で起きる過剰な運動による痛みの実例

ごく最近にお二人の方が運動後に強い痛みを訴えられました。

事例1

  • 年令:40代後半男性
  • 過去の痛みレベル:レベル4
  • 通常の痛みレベル:レベル3
  • 痛みの原因となった運動:バイクによるツーリング
  • 最大の痛みレベル:レベル5
  • 強い痛みの持続日数:3日
  • 痛みの出た原因推定:壊死骨の
  • 現在の痛み:レベル4
  • 予後の見通し:強い痛みが後2週間続きその後鎮静化する。

事例2.

大腿骨頭壊死症の痛みが発生する原理
  • 年令:50代前半男性
  • 過去の痛みレベル:レベル3
  • 通常の痛みレベル:レベル2
  • 痛みの原因となった運動:水回り修理のために強い膝曲げ姿勢を取る
  • 最大の痛みレベル:レベル4
  • 強い痛みの持続日数:半日
  • 痛みの出た原因推定:股関節滑膜を傷つけた。
  • 現在痛みレベル:レベル2
  • 予後の見通し:滑膜は受傷しても速やかに回復します。

大腿骨頭壊死症の最大の悩みは痛みです。痛みの改善は、何より優先して取り組まなければなりませんし、その方法も確立していると考えています。痛みレベルが実際に改善しても、そのことが大腿骨頭壊死症の治癒ではないという、理解がとても重要です。

大腿骨頭壊死症によって発生する痛みの種類

  • ①壊死組織崩壊に伴う炎症性の痛み
  • ②変形した骨頭が滑膜を刺激して起きる機械刺激性の痛み
  • ③崩壊した組織による滑膜刺激して起きる機械的刺激による痛み。
  • 事例1.は痛みの種類①②③が同時に発生した痛み
  • 事例2.は痛みの種類②が単独で起こした痛みと推定されます。

大腿骨頭壊死症の痛みが発生する原理

対策

事例1.の猛烈な痛みは、大腿骨頭壊死症の方が病院や治療院に出向き、治療を要請するきっかけとなりますが、治療効果は、はかばかしいものではありません。それは、崩壊した壊死組織が、関節内で免疫細胞によって消化されて、体外に排出されるまでの期間が大体3週間程度かかるからです。この間は、ロキソニンを服用してもあまり痛みレベルが低下しないのが特徴です。最も良い対策は、患部を温めることです。滑膜や周辺組織に滞留した痛みの原因物質を血液の流れで取り除くには、入浴とかカイロあるいはサポーターで保温することで痛みがある程度和らぎます。健康ライフやすらぎでは、磁気治療器で血液循環を促進して痛みの鎮静化を図ります。なかなか、改善しないと思われるのが普通ですが、2週間を過ぎたある日急速に痛みが鎮静化していることに気づきます。これは、崩壊した壊死組織が関節内から排除された結果生じた現象で、人間の持つ治癒力の賜物です。
事例2.の短期間の強い痛みは、軟骨損傷した部位を変形した骨頭で刺激したときに発生します。滑膜は、豊富な血管と神経組織の発達した器官ですので、刺激によって傷が発生して出血が起きやすい部位です。日常の関節可動域を外れて、大腿骨を内転、外転、屈曲したときに発生しやすいことに注意してください。事例2.は強い屈曲姿勢を取った後に痛みが発生しています。短期間で痛みは鎮静化しますので、安静を保つ程度の対策で良いです。

注意

大腿骨頭壊死症は、常に一定の痛みが伴います。一定の痛みは、サプリメントや磁気療法で低下しますが、痛みの低下がかえって油断を生みます。事例1.も事例2.も痛み低下の安心感が生んだ油断があったようです。壊死組織の存在と骨頭の変形はあるわけですので、過重な運動は矢張り禁物になります。軟骨の発生か、あるいは新生骨の発生を確認するまでは、日常の運動は歩行程度に抑えてください。年月を経過すれば、マラソンやジャンプができるまで回復する事例は確認できています。